【3月27日 AFP】(記事更新、写真追加)09世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2009)男子シングル・フリースケーティング(FS)。ショートプログラム(SP)で2位につけた米国のエヴァン・ライサチェク(Evan Lysacek)は、FSで首位となる159.53点を記録し、合計242.23点で逆転優勝を飾った。

 総合2位には合計237.58点でカナダのパトリック・チャン(Patrick Chan)、同3位には合計235.97点でフランスのブライアン・ジュベール(Brian Joubert)が入った。SPで首位に立っていたジュベールだが、FSの長いプログラムでミスを犯し、3位に転落してしまった。

 2005年、2006年大会で銅メダルを獲得していたライサチェクは、『ラプソディ・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)』に合わせて見事な演技を披露した。大会が開催されているロサンゼルス(Los Angeles)を練習拠点としているライサチェクは、ステープルズ・センター(Staples Center)に集まった約6000人の観客から喝采を浴びた。

 日本の小塚崇彦(Takahiko Kozuka)は合計222.18点で総合6位に、織田信成(Nobunari Oda)は218.16点で同7位に、無良崇人(Takahito Mura)は合計194.97点で総合15位に終わった。

■男子シングル総合順位(SP+FS)

1位:エヴァン・ライサチェク(米国) - 242.23点
2位:パトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ) - 237.58点
3位:ブライアン・ジュベール(Brian Joubert、フランス) - 235.97点
4位:トマシュ・ベルネル(Tomas Verner、チェコ) - 231.71点
5位:サミュエル・コンテスティ(Samuel Contesti、イタリア) - 226.97点
6位:小塚崇彦(日本) - 222.18点
7位:織田信成(Nobunari Oda、日本) - 218.16点
15位:無良崇人(Takahito Mura、日本) - 194.97点

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