【8月2日 AFP】日本スケート連盟(Japan Skating Federation)は2日、飲酒運転で検挙された男子フィギュアスケートの織田信成(Nobunari Oda)選手に対し、国際大会へは2007年末まで、国内大会には同年10月末までの出場停止処分を下した。

 織田選手は(現地)11月1日から4日にかけて行われる07-08グランプリシリーズ第2戦、スケート・カナダ(HomeSense Skate Canada International 2007)、(現地)11月15日から18日にかけて行われる同シリーズ第4戦、エリック・ボンパール杯(Trophee Eric Bompard 2007)への出場を予定していたが、参加は不可能となった。

 12月26日から28日にかけて行われる第76回全日本選手権(76th Japan Figure Skating Championships)への出場は可能となる。

 戦国武将、織田信長の末裔として知られる織田選手は、2005年に世界ジュニア選手権(World Junior Championship)で優勝を果たし注目される存在となった。

 同年にはグランプリシリーズのNHK杯(NHK Trophy)、2006年には四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships)、グランプリシリーズのスケート・アメリカ(Skate America)で優勝を収めている。

 織田選手は27日未明、生ビール2杯と焼酎1杯を飲んだ後にバイクを運転し飲酒運転で検挙された。また同日に会見を行い、涙を流しながら謝罪を行った。(c)AFP