【1月7日 AFP】北米アイスホッケーリーグ(NHL)は6日、ロックアウトを終わらせリーグ戦を開始するための新労使協定交渉で、選手会側と「枠組み」で合意に達したと発表した。

 NHLのコミッショナーを務めるギャリー・ベットマン(Gary Bettman)氏と選手会執行役員のドン・フェール(Don Fehr)氏の双方が参加して5日に始まった交渉は、翌6日にかけ16時間にわたり行われ、合意の発表に至った。

 この協定が締結されれば、NHL史上2度目となるシーズン全試合中止は避けられる見込みとなる。2004-05シーズンには、今季と同じく金銭に関わる泥沼の争いが続いた結果、すべての試合が中止となった。

 今季のリーグ戦は、1月14日までに行われる625試合についてはすでに中止が決定している。これは10月に始まる予定だったシーズンの全試合の半分以上にあたる。(c)AFP