【8月19日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2013)は18日、女子シングルスの決勝が行われ、大会第2シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が2-6、6-2、7-6で第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を下し、優勝を飾った。

 世界ランク1位のセレーナを倒したことにより、アザレンカは26日に開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championship 2013)の優勝候補に名乗りを上げた。

 試合序盤、アザレンカは自らのダブルフォールトでセレーナに第1セットを献上する。

 しかしその後落ち着きを取り戻て約2時間半にも及んだ混戦を制し、セレーナとの通算対戦成績を3勝12敗に伸ばした。アザレンカは今季、2月のカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2013)決勝でもセレーナを下している。

 アザレンカは6月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)と今月頭の南カリフォルニアオープン(Southern California Open 2013)で負傷したため、ここ数か月間は散発的にしか試合に出場していない。

 一方、先週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2013)で優勝したセレーナは、この大会でハードコートタイトル2連勝を狙っていた。

 2012年の全米オープン(The US Open Tennis Championship 2012)の決勝で、セレーナはアザレンカに勝利してタイトルを獲得した。(c)AFP