【6月26日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)は25日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-1、6-3でルクセンブルクのマンディ・ミネラ(Mandy Minella)を退け、2回戦に進出した。

 このところセレーナは、米国で起きたレイプ事件に対する発言で物議をかもし、互いの恋愛をめぐってマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と舌戦を繰り広げて注目を集めていたが、センターコートで行われた57分の試合の間は人々の関心をコートに戻した。

 不運にもセレーナのフラストレーションのはけ口となってしまった世界ランク92位ミネラは、これまで同トップ30の選手相手に白星を挙げたことがなく、ましてや全仏オープンテニス(French Open 2013)で通算16個目の四大大会(グランドスラム)タイトルを獲得したばかりのセレーナの強さには及ぶことができなかった。

 セレーナは昨年の全仏オープン(French Open 2012)で、グランドスラムの自己ワースト成績となった初戦敗退を喫したが、それ以降にプレーしたここまでの78試合で75勝を挙げた。

 前年大会(The Championships Wimbledon 2012)覇者で、大会通算6度目、メジャー17勝目を狙うセレーナは、現在連勝記録を32に伸ばしており、姉のヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams)が2000年にマークした連勝記録にあと3勝と迫っている。(c)AFP