【6月22日 AFP】24日に開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2013)、女子シングルスの組み合わせが21日に決定した。

 大会5度の優勝を誇り、大会第1シードで優勝候補のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、2012年大会(The Championships Wimbledon 2012)決勝で勝利したアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)とトーナメントの組み合わせで同じ山に入った。

 第2シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と第3シードで2004年同大会優勝のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は同じ山に入り、順当に行けば両者は準決勝で対戦することになる。

 今年の全仏オープンテニス(French Open 2013)制覇で自身16個目の四大大会(グランドスラム)のタイトルを獲得したセレーナは、ルクセンブルクのマンディ・ミネラ(Mandy Minella)と1回戦で対決し、2回戦では中国の鄭潔(Zheng Jie、ツェン・ジエ)と顔を合わせると見込まれている。鄭潔は2012年大会の3回戦でセレーナを相手に激戦を演じ、7-6、2-6、7-9で敗れている。

 また、シャラポワの1回戦の相手は期待の新星、フランスのクリスティーナ・ムラデノビッチ(Kristina Mladenovic)に決まった。

 順調にトーナメントが進めば、準々決勝でセレーナは第7シードのアンジェリーク・クルベール(Angelique Kerber、ドイツ)と、ラドワンスカは元全仏オープン優勝者で第6シードの李娜(Na Li、ナ・リー、中国)と、シャラポワは第5シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)と、アザレンカは2011年大会優勝者で第8シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦することになる。

 日本勢では、クルム伊達公子(Kimiko Date Krumm)がドイツのカリナ・ウィットホーフト(Carina Witthoeft)と、森田あゆみ(Ayumi Morita)がニュージーランドのマリナ・エラコビッチ(Marina Erakovic)と、土居美咲(Misaki Doi)がスペインのシルビア・ソレル・エスピノサ(Silvia Soler-Espinosa)とそれぞれ1回戦で対戦する。(c)AFP