【8月10日 AFP】(記事更新)女子テニス、ロジャーズ・カップ2011(Rogers Cup 2011)は9日、カナダのトロント(Toronto)にあるレクソール・センター(Rexall Centre)でシングルス1回戦と2回戦が行われ、大会第2シードのキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)が左腹部の負傷により2回戦を棄権した。

 中国の鄭潔(Jie Zheng、ツェン・ジエ)と対戦したクライシュテルスは、第1セットを6-3で先取して迎えた第2セット途中に負傷し、29日に開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)での大会連覇に黄信号がともった。

 一方、元世界ランキング1位で今大会ノーシードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、1回戦でウクライナのアリオナ・ボンダレンコ(Alona Bondarenko)を6-0、6-3で退けた。セレーナは2回戦でドイツのユリア・ゲルゲス(Julia Goerges)と対戦する。

 同日行われたその他の1回戦の試合では、第11シードのアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)が、カナダのユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard)を6-2、6-2で破り、第13シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)は、ロシアのエレナ・ベスニナ(Elena Vesnina)を6-4, 6-1で下した。また、第16シードのドミニカ ・チブルコワ(Dominika Cibulkova、スロバキア)が左腹部の張りにより、イヴェタ・ベネソバ(Iveta Benesova)との試合を棄権している。(c)AFP