【5月31日 AFP】全仏オープンテニス2011(French Open 2011)第8日は29日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第5シードのフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)が第10シードのエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)を6-3、2-6、6-4で破り、準々決勝進出を決めた。

 前年大会で優勝したスキアボーネは、全仏オープンでの連勝を11に伸ばしている。

 一方、第3シードのベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)は、第14シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に6-7、6-2、2-6で敗れた。勝利した19歳のパフリュチェンコワは、11歳年上のスキアボーネと準決勝進出をかけて戦う。

 第11シードのマリオン・バルトリ(Marion Bartoli、フランス)は、ヒセラ・ドゥルコ(Gisela Dulko、アルゼンチン)と対戦。第2セット途中でドゥルコが左大腿部の負傷により棄権したため勝利したバルトリは、フランス人女子選手としては、2005年大会のマリー・ ピエルス(Mary Pierce)以来となる準々決勝進出を果たした。

 バルトリは、第28シードのダニエラ・ハンチュコワ(Daniela Hantuchova、スロバキア)を6-7、6-3、6-2で下した第13シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)と準々決勝で対戦する。(c)AFP/Allan Kelly