【3月3日 AFP】女子テニスの元世界ランキング1位で4大大会のシングルスで13回優勝しているセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、29)が、2月28日に肺の血栓を取り除く緊急手術を受けていたことが分かった。ウィリアムスの代理人が発表した。手術の結果は良好で、2日現在、自宅で静養しているという。

 ウィリアムスは前週、肺塞栓を発症したため、救急搬送された米ロサンゼルス(Los Angeles)市内の病院で手術を受けたという。ウィリアムスは前年7月、レストランで割れたガラスを踏み、右足の手術を受けた。

 ウィリアムス自身も2日、医師の管理のもとで自宅で療養しているとの声明を発表。このなかで、「非常に辛く、恐ろしく、くじけそうだ」と現在の心境を語る一方で、「すべてが過去のこととなるよう祈っている」とも語っている。また、再びテニスに復帰できる時期は不明だが、初夏にもプレーに戻りたいと希望を語った。(c)AFP