【9月29日 AFP】(一部訂正)女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン(Toray Pan Pacific Open 2010)は28日、シングルス2回戦が行われ、クルム伊達公子(Kimiko Date Krumm、日本)は3回戦に進んだ。

 クルム伊達はダニエラ・ハンチュコワ(Daniela Hantuchova、スロバキア)と対戦し、2-6、6-0で迎えた第3セットを4-0とリードしているところで、ハンチュコワが肩の痛みを訴えて途中棄権した。

 世界ランキング2位で第1シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、グレタ・アーン(Greta Arn、ハンガリー)に6-1、6-3で快勝した。

  全米オープン(The US Open Tennis Championships 2010)で準優勝したベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva、ロシア)、全仏オープン(French Open 2010)覇者のフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)も順当に勝ち進んだ。

 第2シードのズボナレワはサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)を6-3、6-3、第5シードのスキアボーネはアレクサンドラ・ダルゲルー(Alexandra Dulgheru、ルーマニア)を7-5、6-3で破った。

 2009年に全仏オープン(French Open 2009)を制したスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)は、アンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)に3-6, 5-7で敗れ、2回戦で姿を消した。

 第8シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)はルーシー・サファロワ(Lucie Safarova、チェコ)に6-1、6-3で快勝した。全米オープン2回戦でアザレンカは試合中に倒れて途中棄権していたが、その影響はみられなかった。(c)AFP