【9月15日 AFP】全米オープンテニス(The US Open Tennis Championships 2009)女子シングルス準決勝で線審に対し脅迫的な暴言を吐いたとして罰金1万500ドル(約95万円)を科せられたセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が14日、謝罪した。

 セレーナの暴言行為について4大大会(グランドスラム)委員会は調査を続けており、同選手には今後さらなる罰金や4大大会での出場停止処分が科される可能性もある。

 セレーナは「心から謝罪したいと思います。彼女(線審)は自分のできる最善を尽くしていました。ただ自分の仕事をしようとしていたのです。彼女を抱きしめて、この件は忘れたい」と話している。

 また、同日発表された声明でセレーナは「まず初めに心から線審の方、(準決勝の対戦相手である)キム・クライシュテルス(Kim Clijsters)、全米テニス協会(United States Tennis AssociationUSTA)、多くのテニスファンに対して、私の不適切な行為について謝罪をしたいと思います。不適切な行動をとりました。良い経験、悪い経験から人は学びます。この経験を生かして成長したい」とコメントしている。

 セレーナは13日、「自分の情熱と感情をさらけ出すことで最高の自分が出せるが、状況にうまく対応できなかった」と声明を発表していたが謝罪をしていなかった。(c)AFP/Jim Slater

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