【7月11日 AFP】女子テニスのエレナ・ドキッチ(Jelena Dokic、オーストラリア)が、最低でも2週間ツアーを欠場するよう医者に診断されていることが明らかとなった。オーストラリアテニス協会(Tennis Australia)が10日に発表した。

 世界ランキング75位のドキッチは、1回戦でタチアナ・マレク(Tatjana Malek、ドイツ)に敗れたウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2009)後に血液検査を受けており、協会はドキッチが伝染性単核球症(腺熱)を患っていたことを明らかにしている。

 医者はドキッチに対し、最低でも2週間は休息以外のことはしないよう忠告している。

 ドキッチは声明で「数試合欠場しなければならないので失望しているが、同時に何がおかしいのかやっと分かって安心している。全仏オープン(French Open 2009)からとてももどかしかった。コートに立って激しいトレーニングをこなすのが私の自然なスタイル。そうすることはできないけど、今まではそれがなぜなのかも分からなかった」と発表している。

 なお、ドキッチは8月31日からニューヨーク(New York)で開催される全米オープン(the US Open Tennis Championships 2009)に間に合うように復帰する意向を示している。(c)AFP