【6月20日 AFP】女子テニスのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)が、肩の怪我からの復帰を支えたのは料理と読書だったと語った。

 10か月ぶりの復帰を果たしたシャラポワは、22日に開幕するウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2009)では大きな注目を集めている。

 長く辛いリハビリの数か月の間、シャラポワは体調を完全に戻せるか何度も自問した。失意の日々にシャラポワは、本や祖母に教わった煮込み料理作りに没頭し、悩みを頭から消し去っていた。

 英サン(Sun)紙に対しシャラポワは「肩は治ったと言われても、プレーをしたりすれば別の問題が起きた。簡単なことだったとは言えない。復帰するチャンスは3度あったけど、それは全部駄目になった。最後は『トーナメントがどうでも構わない。ただ体調を戻したい』と思った。祖母は多くのロシア料理の作り方を教えてくれた。具たくさんの煮込み料理、ボルシチは難しかったわ。あと読書をして多くの時間を過ごした」と語っている。(c)AFP