【2月27日 AFP】現地24日にカタール・トータル・オープン(Qatar Total Open 2008)を制したロシアのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)は同26日、ウイルス性疾患のため同25日から開幕しているバークレーズ・ドバイ・テニス選手権2008(Barclays Dubai Tennis Championships 2008)を欠場することを発表した。

 1月に全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2008)を制しているシャラポワは、前週からウイルス性疾患にかかっており、カタール・トータル・オープンの決勝でベラ・ズボナレワ(Vera Zvonareva)をセットカウント2-1(6-1、2-6、6-0)で破った際も、第2セットにエネルギーがなくなっていくとその症状を訴えていた。

 記者会見でシャラポワは「残念ながらこの数日間ウイルスと闘ってきましたが、ついにプレーできない状態にまできてしまいました。とても残念です」と語った。

 シャラポワは、2008シーズンの開幕から無敗の14連勝と自己最高の状態にあっただけに、欠場は自身にとって非常に惜しまれる結果となった。なお、シャラポワの代わりに同大会へは日本の森上亜希子(Akiko Morigami)が出場する。

 シャラポワは、現地3月12日に開幕するパシフィック・ライフ・オープン(Pacific Life Open 2008)には復帰できる見込みとなっている。(c)AFP