【6月22日 AFP】テニス、25日に開幕するウィンブルドン選手権2007(The Championships Wimbledon 2007)で2004年以来2度目となる優勝を目指すロシアのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)は、右肩の怪我はもう問題ないと語った。

 3月のソニー・エリクソン・オープン2007(Sony Ericsson Open 2007)で右肩を負傷した同選手は、治療のためツアーから離れていたが、そこから順調な回復を見せ、全仏オープン・テニス2007(French Open 2007)では自身初の準決勝進出を果たした。

 痛めていた右肩についてはシャラポワは「これから先の現役生活のこともあるので、数週間は様子を見ながらのプレーになるでしょう」と話しながらも「大きな怪我から復帰したばかりということもあって、約1ヶ月間は試合に出続けていた。今はコートでテニスをプレーすることに喜びを感じているの」と復調へ向け手応えを感じていることを明らかにした。

 また、ウィンブルドン選手権の前哨戦となるイーストボーン国際2007(International Women’s Open 2007)出場は回避したシャラポワは「これからは私にとって季節的に一番良い時期になるので、良い思い出が残るウィンブルドンでの試合は楽しみだわ。ウィンブルドンに来るということはいつでも素晴らしく感じられるの」と抱負を語り、昨年のウィンブルドンを制したアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo、フランス)の連覇阻止に向け自信を覗かせた。

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