【2月6日 AFP】女子テニス、国別対抗戦フェドカップ(2012 Fed Cup)は5日、ワールドグループ1部の1回戦が各地で行われ、前年覇者のチェコ、ロシア、イタリア、セルビアが準決勝に進出した。

 ドイツのシュツットガルト(Stuttgart)では、初日に2連勝を飾っていたチェコのペトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova)が第3試合でドイツのザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki)から6-7、6-4、6-1で逆転勝利を挙げ、勝ち抜けを決めた。

 一方、モスクワ(Moscow)で行われた試合では、こちらも初日に2連勝していたロシアのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova)が通算戦績2勝1敗で迎えた第4試合でスペインのシルビア・ソレル・エスピノサ(Silvia Soler-Espinosa)を6-2、4-6、6-3で退けて、準決勝進出を決めた。

 また、イタリアのビエッラ(Biella)で行われた試合では、通算成績2勝2敗で迎えた第5試合のダブルスでイタリアのフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta)/ロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci)組が7-5、0-6、6-1でウクライナのオルガ・サウチュック(Olga Savchuk)/レシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko)組を下し、準決勝への切符を手にした。

 ベルギーのシャルルロア(Charleroi)で行われたベルギーとセルビアの対戦も第5試合までもつれ、セルビアはボヤナ・ヨバノフスキ(Bojana Jovanovski)/アレクサンドラ・クルニッチ(Aleksandra Krunic)組が7-6、4-6、6-1の熱戦を制し、通算成績3勝2で4強に残った。

 準決勝ではチェコがイタリアと、ロシアがウクライナとそれぞれ対戦する。(c)AFP/Luke Phillips