【6月2日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2013)は1日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第3シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は7-6、6-4、6-4で第27シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)を退け、4回戦進出を果たした。  全仏で7度の優勝を誇り、連覇を狙うナダルをもってすればフォニーニはあっさりと勝てる相手と思われたが、この試合でも立ち上がりで躓いた。その後も緩慢な印象を与える動きをたびたび見せたナダルだったが、最後は順当に勝利を挙げて16強入りを果たしている。

 27歳の誕生日に行われる3日の4回戦では第13シードの錦織圭(Kei Nishikori)と対戦する。錦織は3回戦で第24シードのブノワ・ペール(Benoit Paire、フランス)に6-3、6-7、6-4、6-1で勝利し、日本人男子としては75年ぶりの全仏オープン3回戦突破を果たした。

 ナダルが勝ち進んでタイトルを獲得すれば大会8勝目となり、四大大会(グランドスラム)の同一大会における最多勝記録を更新する。(c)AFP