【3月5日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、米カリフォルニア(California)州インディアン・ウェルズ(Indian Wells)で開催される、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)で、けがからの復帰後初めてハードコートでの試合に臨むことを明らかにした。

 膝の負傷により7か月間の戦線離脱を強いられたナダルは、2月の復帰後、南米でのクレーコート3大会に出場し、13試合中12試合で勝利。チリのVTRオープン(VTR Open 2013)で準優勝、ブラジル・オープン(Brazil Open 2013)とメキシコのアビエルト・メヒカーノ・テルセル(Abierto Mexicano TELCEL 2013)では優勝を果たしている。

 11度の四大大会(グランドスラム)優勝経験を誇るナダルは、「クレーではプレーできることがわかった。今度はハードで試す番だ。膝を大会レベルに慣れさせるためにテニスをやらなければいけない」と語った。

 またナダルは、「過去のように、通常通りのスケジュールでプレーできるようになることを願っている。未来のことはわからないので、この大会でどう膝が耐えてくれるか確かめなければならない。先週までは出場できるかどうかわからない状態だったので、インディアン・ウェルズでプレーする機会を得たことはとても嬉しい」ともコメントしている。(c)AFP