【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2013)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第16シードの錦織圭(Kei Nishikori)は2-6、1-6、4-6で第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)にストレートで敗れ、ベスト8入りを逃した。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)の気温が上昇していった中、プレーの安定感と成熟度で錦織よりも優れていたフェレールが2時間10分の試合を制し、準々決勝に駒を進めた。

 準々決勝でフェレールは、同日行われた試合で第8シードのヤンコ・ティプサレビッチ(Janko Tipsarevic、セルビア)の棄権により勝ち上がった第10シードのニコラス・アルマグロ(Nicolas Almagro、スペイン)と対戦する。

 錦織とフェレールは四大大会(グランドスラム)で過去に一度だけ対戦しており、2008年の全米オープンでは錦織が勝利を収めていたものの、今回はフェレールに軍配が上がった。

 2012年に続きベスト8入りを目指していた錦織だったが4回戦敗退に終わり、これで日本勢はシングルスで全滅した。

 フェレールは試合後、「序盤からとても調子が良かった。最初のゲームを取った時、錦織が少し消沈しているように見えたので勝負に出た。最初の2セットでエラーがなかったし、再び全豪で準々決勝に進出できて満足している」とコメントした。(c)AFP