【8月21日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2011)は20日、米オハイオ(Ohio)州シンシナティ(Cincinnati)のリンドナー・ファミリー・テニス・センター(Lindner Family Tennis Center)で男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が、第8シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)の途中棄権により決勝進出を決めた。

 ジョコビッチが第1セットを7-5で先取した直後、ベルディハが右肩の痛みを訴えて途中棄権した。これでジョコビッチは今季の戦績を57勝1敗としている。

 世界ランク1位のジョコビッチは21日に行われる決勝で、2011年のATPマスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)シリーズ6冠目獲得とともに今季10度目のトーナメント優勝を狙う。

 この日行われた準決勝のもう1試合では、第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が第7シードのマーディー・フィッシュ(Mardy Fish、米国)を6-3、7-6で下し、決勝への駒を進めた。

 マレーは、6月に行われたエイゴン選手権(AEGON Championships 2011)に続く今季2つ目のタイトル獲得を目指す。(c)AFP