【3月23日 AFP】男子テニスの世界ランク1位ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と同2位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)らを中心としたテニスのスター選手が、東北地方太平洋沖地震と津波の被災者への義援金を募るサッカーの慈善試合を開催することが明らかとなった。

 マイアミ(Maiami)での開幕を控えたソニー・エリクソン・オープン2011(Sony Ericsson Open 2011)を前に、錦織圭(Kei Nishikori)やアンディ・マレー(Andy Murray、英国)ら選手は、ラケットを置いて足でプレーを披露する。

 テニス選手チームは、米国プロサッカーリーグの2部に相当する北米サッカーリーグ(North American Soccer League、NASL)のフォートローダーデール・ストライカーズ(Fort Lauderdale Strikers)と対戦し、収益を日本の救援活動ために米国赤十字社(American Red Cross)に寄付する。

 ジョコビッチは、「日本の方々の事をとても心配している。援助を必要としている人たちのために、自分たちに出来ることをするのは当然のこと。マイアミが両方のイベントでサポートしてくれること期待している」と語っている。

 参加選手は他に、リシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)、ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)、フェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)、 フェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)、ヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)、ユルゲン・メルツァー(Jurgen Melzer、オーストリア)、マルコス・バグダティス(Marcos Baghdatis、キプロス)となっている。(c)AFP