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マッケンロー氏 テニス界に侵入するマフィアの存在を懸念

  • 2007年12月08日 13:19 発信地:ロンドン/英国
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2007年11月10日、男子テニス・シニアツアー第9戦、パナソニック・レジェンズ・カップ2007(Panasonic Legends Cup 2007)でスウェーデンのビョルン・ボルグ(Bjorn Borg)氏との試合に臨むマッケンロー氏。(c)AFP/BELGA/JOHN THYS

【12月8日 AFP】元プロテニス選手のジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏(米国)は7日、ロシアのマフィアなどによる組織的犯罪がテニス界に侵入していることに懸念を示した。
 
 マッケンロー氏は選手、あるいは選手の家族に対する脅迫により、強制的に試合に負けることを余儀なくされている選手がいると考えており、英国のデイリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)紙に対して「私が心配しているのはマフィア関連のことで、例えばロシアのマフィアなどが関わっているかもしれない。それはかなり闇の部分で、危険な可能性がある。だがおそらくそれが八百長の実態であり、私たちが見ていない側面だと思います。何者かが選手を脅し、選手が巻き込まれていく。推測だが私はあり得ることだと考えている。トッププレーヤーがお金のために故意に試合で負けると考えるよりもよほど意味を成していると思う。人生を懸けてしてきたことを失う危険を冒してまで、お金のためにわざと試合を捨てるなど愚かなことだ。選手がお金のためにそんなリスクを背負うなんてどうかしている。選手が何らかの形で脅されていて、そうせざる負えなくなっていると考える方がよほど意味を成している」と語った。

 ロシアのニコライ・ダビデンコ(Nikolay Davydenko)は、8月に行われたオレンジ・プロコム・オープン2007(Orange Prokom Open 2007)で賭博疑惑をかけられており、男子プロテニス協会(ATP)から調査を受けている。またイタリアのアレッシオ・ディ・マウロ(Alessio Di Mauro)も、賭博で9か月の出場停止処分を受けており、ドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)は八百長疑惑で告訴されている。

 マッケンロー氏は「ダビデンコのようなランキング上位の選手はそもそも多くのお金を稼いでいるため、より危険なリスクを背負うことになり、逮捕され生涯テニス界から追放される事態にもなりかねない。だが盗聴でもしない限り、ある選手が意図的に試合を捨てているのを証明することは難しい。また男子でランキングの低い選手は賄賂の誘惑に負けてしまうかもしれない。この問題は綿密に調査されるべきだと思う。なぜならほぼ間違いなくこの問題は起こっているからだ。世界ランキングで100位や200位につけている選手たちは1年間におそよ5万ポンド(約1000万円)を稼いでいるが、もし誰かが5万ポンド払うと言ったら、おそらく彼らはお金を受け取ってしまうと私は確信している。誘惑は間違いなく存在しており、スポーツ界に多くのお金が集まるので、より広がってきている」と語った。(c)AFP

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