【7月18日 AFP】男子テニス、オーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)がシドニーで記者会見を行い、自身のコーチにトニー・ローシュ(Tony Roche)氏が就任することを発表した。

 今年1月にロジャー・ラシード(Roger Rasheed)氏を解任して以降、コーチ不在のままプレーしていた元世界ランク1位の同選手は、全仏オープン・テニス2007(French Open 2007)開幕前に現在世界ランキングトップに立つロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)のコーチを解任されたローシュ氏を招聘し、復活のきっかけを掴みたいと望んでいる。

 2008年までコーチ契約を結んだヒューイットは「彼はとてもポジティブな人であり、世界最高のコーチの一人だ。我々はもう一度トップに立つためには何が必要なのか理解している」と語り、同氏の手腕に期待した。

 これまでにイワン・レンドル(Ivan Lendl、チェコ)やパトリック・ラフター(Patrick Rafter、オーストラリア)らを指導した経歴を持つローシュ氏は、同選手には再びトップへ返り咲く力があると主張し、「私たちはトップを狙わなくてはならない。私はもう少し多様性があれば良いと考えている。ありきたりではなく、もう少し積極的になるべきだ」と語った。(c)AFP