【メルボルン/オーストラリア 24日 AFP】テニス、全豪オープン(Australian Open tennis tournament 2007)、女子シングルス準々決勝。大会第4シードのキム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)は、大会第6シードのマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)と対戦。クライシュテルスは、フルセットの末にセットカウント2-1(3-6、6-4、6-3)で逆転勝利を収め、準決勝に駒を進めた。
■ヒンギスとの接戦を制し、最後の全豪制覇に望みを繋ぐ
07シーズンを最後に引退を表明しているクライシュテルスは、2大会連続で同じ準々決勝での対戦となった全豪オープン3度制覇のヒンギスを苦戦の末に退け、最後の出場となるメルボルンパークでの大会優勝に望みを繋いだ。
この試合で、ここまで4試合の合計を大きく上回る62ものミスショットを放ったクライシュテルスは、闘争心が勝利を呼び込んだと語った。「ボールがよく見えなかった。そんな状況下では1ポイントでも多く奪えるように踏ん張って形勢好転を待つしかなかった。ヒンギスは昨年対戦した時よりも確実に力を上げてるし、厳しい試合になると思ってた。彼女は親友だし、まだまだ戦える選手よ。全豪オープンに出場するのは最後だから、もう1試合ここでプレーできるのがとても嬉しいわ」
■序盤は苦しむも、後半は立ち直りヒンギスを撃破
クライシュテルスは、第1セットで最初の11ポイントのうち10ポイントを奪ってゲームカウント2-0とリードし好調な立ち上がりを見せる。しかし、ヒンギスの角度をつけたストロークプレーに苦しみ、2サービスブレークを含む3ゲームを連取されてゲームカウント2-4と逆にリードを許す。続く第7ゲームでも3ブレークポイントとピンチを招くが、ドロップショットを上手く使うなどで何とかゲームをセーブする。しかし、その後のゲームでミスショット23本と4回のダブルフォルトを放つなど自滅し、第1セットを落としてしまう。
第2セットに入っても2ブレークポイントからブレークに失敗するなど調子は上がらず、サービスリターンを観客席に飛ばすほど大きく外した後には、フラストレーションからラケットをコートに叩き付けた。
その後立ち直り5ゲームを連取してモメンタムを掴んだクライシュテルスは、第2セットを奪って勝負を第3セットに持ち込んだ。
第3セットでも、ヒンギスにこの試合5度目のサービスブレークを許すもすぐさま取り返しゲームカウント2-2のタイに戻す。疲れの見え始めたヒンギスからもう一度ブレークポイントを奪うとそのまま試合をコントロールし、2時間3分の試合に決着をつけた。
■準決勝は大会第1シードのシャラポワと対戦
クライシュテルスは、準決勝で大会第1シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦する。
写真は、観客の声援に笑顔で応えるクライシュテルス。(c)AFP/WILLIAM WEST
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