【メルボルン/オーストラリア 19日 AFP】テニス、全豪オープン(Australian Open tennis tournament 2007)、男子シングルス3回戦。大会第6シードのアンディ・ロディック(Andy Roddick、米国)は、大会第26シードのマラト・サフィン(Marat Safin、ロシア)と対戦。ロディックはセットカウント3-1(7-6、2-6、6-4、7-6)でサフィンを降し、4回戦進出を決めた。
■コナーズ氏への感謝
ロディックは、ジミー・コナーズ(Jimmy Connors)コーチの目の前で、2005年の同大会覇者のサフィンを降し4回戦進出を果たした。2006年7月からロディックのコーチを務めるコナーズ氏は、このサフィンとの3回戦から現地入りしプレーヤーズボックスから試合を観戦した。最近母親を亡くしたコナーズ氏のオーストラリア入りは微妙な状況であったが、ロディックはコナーズ氏がメルボルンへ来てくれたことに対し「大変感謝している。彼にとってこの数週間大変な時期であったのに、飛行機に飛び乗り現地入りして今朝コートに来てくれた。本当に言葉もない。彼がここに来てくれて本当に興奮しているよ。」と感謝の意を表している。
ロディックは、コナーズ氏を新コーチに招聘して以降、ダブルバックハンドとコートでの位置取り、精神面が向上し、全米オープン・テニス2006(the US Open Tennis Championships 2006)・男子シングルス決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れ準優勝に終わるものの「サマーサーキット」と呼ばれる米国内大会で18勝2敗の好成績を収めた。
「電話で指示を受けているときに一度も次はどうしたらいいかとは聞かなかった。彼が心理的にどうであるかが心配だったんだ。電話の最後にはテニスの話を楽しんでいたと思うよ、少なくとも少しはね。でも少しうずうずし始めた感じでなんとなく気付いたんだ。そうしたら『金曜の夜に行くから』と言ってくれた。」とコナーズ氏との会話を振り返る。
ロディックは「コナーズ氏が長い間帯同できなかったから、近くにいてくれて試合の助言をしてくれることはとても素晴らしいことだと思う。」とコナーズ氏と共に今大会を戦えることを喜んだ。また「それよりも何よりもテニスに戻ってきてくれたことが嬉しい。」と話した。
■プレースタイルの変化
コナーズ氏は1970年から1992年までの間、全米オープンで5回、ウィンブルドンで2回、全豪オープンで1回の優勝を果たしている。「コナーズ氏の精神が好きなんだ。コナーズ氏がコーチとなってくれてバックハンドを少し改良した。自分のプレースタイルを変えなくてはいけなかったけれどコナーズ氏がうまく改善してくれた。自分がプレーしていた方法から180度方向転換をしなくてはならなかけれど、コートでの正しい位置取りや選球の仕方、プレーの方法など良い方向に向いているよ。」はコナーズ氏との関係を語っている。
(c)AFP/GREG WOOD