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イアン・ソープ競泳復帰、2012ロンドン五輪へ

  • 2011年02月02日 15:24 発信地:シドニー/オーストラリア
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オーストラリアのシドニー(Sydney)で記者会見し、現役復帰を発表するイアン・ソープ(Ian Thorpe)氏(2011年2月2日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD

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【2月2日 AFP】五輪の競泳で5個の金メダルを獲得し、2006年に24歳で現役を引退したオーストラリアのイアン・ソープ(Ian Thorpe)氏(28)が2日、シドニー(Sydney)で行った記者会見で現役復帰を発表し、2012年ロンドン五輪に出場を目指すと表明した。
 
 五輪出場経験のあるオーストラリア人選手で最多のメダル受賞歴をもつソープ氏は、前年9月に復帰を決意した後、周囲に気づかれないよう8つのプールを使って密かにトレーニングを始めていたことを明かした。

 復帰を決心したのは、ロンドン五輪で使用される「最高に素晴らしい」競泳会場を見学したことがきっかけだったとソープ氏は述べた。「(競技に出たいという)実感をものにできた。ずいぶん長い間、あれほど泳ぎたいと思ったことはなかった」

 ソープ氏はまず引退の際に助言してくれたスポーツ心理学者、ディアドラ・アンダーソン(Deirdre Anderson)氏に計画を打ち明けてから、オーストラリア代表監督のリー・ニュージェント(Leigh Nugent)氏と携帯メールをやりとりしながら密かにトレーニングしてきた。プレッシャーを最低限にするために数週間前まで家族にも明かさなかった。ニュージェント監督が現場で指導についたトレーニングもこの4か月で1度だけだ。

 ソープ氏は「魚雷(トルピード、torpedo)」をもじった「ソーピード(Thorpedo)」のニックネームで親しまれ、約10年間のキャリアで五輪での金メダル5個の他、世界水泳選手権での金メダル11個、13回の世界記録更新と輝かしい経歴を残した。しかし病気やケガに長期間悩まされた後、2006年11月、「戦う意欲の減退」を理由にして弱冠24歳で引退した。

 ロンドン五輪では、オーストラリア代表チームの一員としてリレーに力を入れたいとソープ氏は語った。男子リレーは2000年のシドニー五輪で自らも出場して米国の牙城を崩し、金メダルを奪い取った種目だ。また得意としていた400メートル自由形に出場するには準備期間が十分だとは思えないが、代わりに短距離のトレーニングを積み「多くの人を驚かせたい」と語った。

 2002年のマンチェスター・コモンウェルス大会(Commonwealth Games)でソープ氏が打ち立てた男子400メートル自由形の記録は、現在は禁止されている高速水着使用の下で更新された2009年世界水泳選手権の記録よりも、いまだ100分の1秒しか遅くない。(c)AFP/Amy Coopes

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