【6月8日 AFP】ジャパン・オープン2008(Japan Open 2008)最終日が8日に行われ、英水着メーカーのスピード(SPEEDO)社が開発した最新の競泳用水着「レーザー・レーサー(LZR Racer)」を着用した日本の北島康介(Kosuke Kitajima)が男子200メートル平泳ぎ決勝で世界記録を更新し優勝を果たした。

 2006年に米国のブレンダン・ハンセン(Brendan Hansen)が記録したタイムを0.99秒更新する2分07秒51の世界記録をマークした北島は「レーザー・レーサー」を着用して既に同大会において50、100メートル平泳ぎの日本記録を更新している。

 ミズノ(Mizuno)、アシックス(Asics)、デサント(Descente)の3社と水着の提供契約を結んでいる日本水泳連盟(Japan Swimming Federation)は、北京五輪での「レーザー・レーサー」の着用について10日に判断を下す。(c)AFP