【9月7日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)総会の開会式が6日、アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)で行われた。

 ジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長がアルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)で6日、自身が議長を務める最後の総会の開会式を執り行った。

 現在71歳のロゲ会長はこの総会を最後に、12年にわたって務めたIOC会長の座から退く。

 総会では7日、トルコのイスタンブール(Istanbul)、スペインのマドリード(Madrid)、東京の3都市のうち、どこが2020年夏季五輪を開催するかが投票で決まる。

 また、8日には同五輪で追加される新競技を決める投票と、10日にはロゲ会長の後任となる次期IOC会長選挙も行われる予定となっている。

 2020年五輪で追加される新競技の最終候補には、レスリング、スカッシュ、ソフトボール/野球が残っている。

 次期IOC会長選には6人の男性候補が挙がっており、3期にわたって副会長を務めた、ドイツのトーマス・バッハ(Thomas Bach)氏の当選が有力視されている。(c)AFP