【5月30日 AFP】人類初の世界最高峰エベレスト(Everest)登頂から60年の節目となった29日、世界で最も高い場所でのフルマラソン「テンジン・ヒラリー・エベレストマラソン(Tenzing-Hillary Everest Marathon)」がエベレストを舞台に行われた。

 コースは有名なクンブ・アイスフォール(Khumbu Ice Fall)近くのチョモランマ・ベースキャンプ(Qomolangma Base Camp、標高5364メートル)がスタート地点で、ナムチェバザール(Namche Bazar、標高3440メートル)までの42.19キロメートルを駆け下りる。

 今年で11回目となる同大会で優勝したのは、ネパールのラム・クマル・ラジバンダリ(Ram Kumar Rajbhandari)選手(31)。タイムは3時間59分45秒だった。上位は同選手を含め10位までをネパール人選手が独占した。(c)AFP