【4月16日 AFP】米ボストン・マラソン(Boston Marathon)開催中に2回の爆発があったことに世界のスポーツ界が衝撃を受ける中、2020年の夏季五輪開催を目指す「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会(Tokyo 2020 Bid Committee)」の水野正人(Masato Mizuno)専務理事は16日、東京の安全性をアピールした。

 東京五輪開催に支持を表明している英米両国の商工会議所メンバーらとの昼食会の中で、水野氏は、五輪を標的にすると世界全体から敵視されることから爆弾攻撃の可能性は低いと指摘。その上で、東京が世界で最も安全な都市の1つであることを強調し、防犯対策にも最善を尽くすことを約束した。

 また水野氏は、東京五輪における具体的な安全対策の見直しについては、ボストンでの爆発の詳細が明らかになってから検討するとした。

 2020年の夏季五輪にはスペインのマドリード(Madrid)とトルコのイスタンブール(Istanbul)も名乗りを上げている。イスタンブールで開催されれば、イスラム人口が大半を占める都市で初めての五輪となる。

 だが水野氏は、2016年のリオデジャネイロ五輪の準備が極めて遅れていることを挙げ、ますます多くのIOC委員が「安心」を求めていると語った。

 2020年夏季五輪の開催都市は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)で9月7日、国際オリンピック委員会(International Olympic CommitteeIOC)の委員101人による投票で決定する。(c)AFP