【7月7日 AFP】第123次国際五輪委員会(International Olympic Committee、IOC)総会が6日、南アフリカのダーバン(Durban)で開催され、2018年冬季五輪の開催地は韓国の平昌(Pyeongchang)に決まった。

 平昌の冬季五輪を開催するという夢は、3度目の挑戦にしてようやく達成した。平昌は2010年招致でカナダのバンクーバー(Vancouver)に、2014年招致でロシアのソチ(Sochi)に敗れていた。

 最終候補地には平昌の他にドイツのミュンヘン(Munich)、フランスのアヌシー(Annecy)が選ばれていたが、最初の投票で平昌が過半数の63票を獲得し、25票のミュンヘン、7票のアヌシーを退けた。

 1回目の投票で決まったのは、2002年冬季五輪開催地にソルトレークシティーが選出された1995年以来初めて。アジアでの冬季五輪開催は、1998年の長野五輪以来となる。

 平昌がある江原(Gangwon)道の元知事で、現在は招致大使を務めるキム・ジンソン(Kim Jin-Sun)氏は「この17年間は本当に険しい道のりだった。何といえば良いのかわからないが、今はとてもとても幸せだ」と話した。(c)AFP/Pirate Irwin