【2月9日 AFP】大相撲の八百長問題を受けて8日、横綱白鵬(25)の出演する富士ゼロックス(Fuji Xerox)のテレビCMが放映中止となった。7日には住友林業(Sumitomo Forestry)が、白鵬を起用した新CMの放送を当面中止することを発表している。

 富士ゼロックスは、白鵬が八百長問題に関与してはいないものの、八百長問題が日本相撲協会全体に影響があることから、白鵬の出演しているCMの放送を当面中止することを決めたと発表した。このCMは1月22日から放映が開始されていた。

 白鵬のCM出演料については富士ゼロックスも住友林業も明らかにしなかったが、メディアによると富士ゼロックスのCMの出演料は推計7000万円だという。

 八百長問題を受け、日本相撲協会は大相撲春場所と巡業の中止を決定した。本場所の中止は1946年以来。(c)AFP