関連情報時津風部屋の力士急死
大相撲・ハワイ巡業2007(Grand Sumo Tournament in Hawaii 2007)に臨む力士たち(2007年6月10日撮影)。(c)AFP/GABRIEL BOUYS
【2月8日 AFP】愛知県警は7日、2007年6月に時津風(Tokitsukaze)部屋の序の口力士だった斉藤俊(Takashi Saito)さんが死亡した事件で、前時津風親方の山本順一(Junichi Yamamoto)容疑者と3人の兄弟子を逮捕した。力士の死亡により逮捕者が出たのは初めてのこととなった。
山本容疑者は、斉藤さんが亡くなる前日にビール瓶で斉藤さんの膝や頭を殴ったこと、3人の兄弟子が稽古中にバットで斉藤さんを殴ったことを認めている。
逮捕を受け会見を行った日本相撲協会(Japan Sumo Association)の北の湖(Kitanoumi)理事長は「長い歴史の中で力士が逮捕される結果になったことは、誠に遺憾であり残念でならない。(逮捕された4人には)真相解明のために捜査に協力して欲しい。今後のこのようなことがないように指導していきたい」と語った。
愛知県警は会見で、山本容疑者を含む4人を「傷害致死容疑」で逮捕したことを発表。また特別捜査本部を設置したことを明らかにした。
県警はまた、山本容疑者が斉藤さんをビール瓶で殴ったことは認めているが、懲罰を科すためのものではなかった、と話していること、3人の兄弟子のうち2人は容疑を認めているが、残りの1人は「しつけのためにやった」と話していることを明らかにした。
報道では、斉藤さんからは暴行を受けたことを示唆する高濃度のカリウムが検出された伝えられている。
相撲界では長い間、稽古の名目で新弟子を乱暴に扱うことが慣習となっていた。(c)AFP
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