【10月7日 AFP】ラグビー南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ2012(The Rugby Championship 2012)は6日、最終第6戦が南アフリカのソウェト(Soweto)で行われ、オールブラックス(ニュージーランド)が32-16でスプリングボクス(南アフリカ)を下した。

 すでに優勝を決めているオールブラックスは、敵地サッカー・シティ・スタジアム(Soccer City Stadium)で後半だけで20得点を挙げて強敵のスプリングボクスを下し、全勝で大会を終えた。  序盤に10点差をつけられ、その後12-16で前半を折り返したオールブラックスは、後半開始22秒でインサイドセンターのマーア・ノヌ(Ma'a Nonu)がトライを決めて逆転すると、以降は点差を広げ続けた。

 オールブラックスはサミュエル・ホワイトロック(Samuel Whitelock)、アーロン・スミス(Aaron Smith)、コンラッド・スミス(Conrad Smith)がそれぞれトライを挙げ、ダン・カーター(Dan Carter)がコンバージョンキック3つ、ペナルティーキック1つ、ドロップゴール1つを決めた。

 スプリングボクスではブライアン・ハバナ(Bryan Habana)が序盤に今大会7つめのトライを決めてチームに希望を抱かせたが、結局トライはこの1つのみにとどまった。(c)AFP