【12月16日 AFP】ニュージーランド・ラグビー協会(New Zealand Rugby Union)は16日、2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)終了後にオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表)のヘッドコーチ(HC)を辞任したグレアム・ヘンリー(Graham Henry)氏の後任に、スティーブ・ハンセン(Steve Hansen)氏が就任することを発表した。

 ヘンリー氏のアシスタントコーチを8年間務め、協会の選考委員から推薦を受けるなど、新HC最有力候補に挙げられていたハンセン氏は、2011年ラグビーW杯を制したオールブラックスを2年間率いることになる。

 ニュージーランド・ラグビー協会のマイク・イーグル(Mike Eagle)会長は、「ハンセン氏のHC就任を祝福したい。彼は素晴らしい指導者であり、2004年にアシスタントコーチに就任して以降、オールブラックスを成功に導いた重要人物の一人だ。チームやコーチ陣からも尊敬されている」とコメントした。

 ヘンリー氏の後任に選出されて光栄だ話すハンセン氏は、「ニュージーランドのラグビーに大きなプライドを持っているし、オールブラックスには強い思い入れがある。目標は受け継いだチームをさらに進化させることだ」と語った。(c)AFP