【10月13日 AFP】日本ラグビーフットボール協会(Japan Rugby Football Union、JRFU)は13日、日本代表のジョン・カーワン(John Kirwan)ヘッドコーチ(HC)が、契約期限の12月末で退任すると発表した。

 カーワン氏は「とても有意義な年月を過ごすことができた。今後も日本ラグビー発展のため、役に立てることがあれば喜んで協力したい」と声明を発表した。協会はカーワン氏の後任について「現在検討中」としている。

 オールブラックス(ニュージーランド代表)の主力選手として1987年ラグビーW杯の優勝に貢献したカーワン氏は、2007年に日本代表チームのヘッドコーチに就任した。

 1991年イングランド大会のジンバブエ戦以来、W杯で勝利から見放されている日本は、2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)では「大会2勝」を目標に掲げていたが、フランス、オールブラックス、トンガに敗れ、カナダとは引き分けに終わっている。(c)AFP