【11月13日 AFP】国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations、IAAF)は12日、2011年の年間世界最優秀陸上選手を発表し、男子はジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)が、女子はオーストラリアのサリー・ピアソン(Sally Pearson)が選出された。

 2008年、2009年と2年連続で同賞の受賞経験があるボルトは、8月に行われた第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)の男子100メートルではフライング失格となったが、同200メートルでは金メダルを獲得し、4×100mリレーでは37秒04の世界記録樹立に貢献した。

 ボルトは、「今シーズンは本当に大変だった。前向きに努力して調子を取り戻さなければならなかったから、この受賞は本当に大きな意味がある」とコメントした。

 一方のピアソンは、世界陸上大邱大会の女子100メートルハードルで歴代4位、ここ19年間では最速となる12秒21を記録して金メダルを獲得した。また、オセアニア地区から世界最優秀選手選出は初となっている。(c)AFP/Astolfo Cagnacci