【4月7日 AFP】第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)の女子800メートルで優勝した後に性別疑惑が持ち上がったキャスター・セメンヤ(Caster Semenya、南アフリカ)が6日、性別検査の結果が発表される6月に競技復帰する意向であることを明かした。

 南アフリカ陸上連盟(Athletics South AfricaASA)はセメンヤに対し、国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations、以下IAAF)が性別検査の結果を発表するまで、競技会への出場を控えるよう求めていた。

 セメンヤは、スペイン・サラゴサ(Zaragoza)で6月24日に開催される欧州陸上競技協会(European Athletic AssociationEAA)の競技会で復帰することを決めたと話している。

 IAAFはセメンヤが優勝した女子800メートルの競技後、セメンヤに対し、性別検査を受けなければならないと発表していた。(c)AFP