第9回世界陸上パリ大会(9th IAAF World Championships in Athletics Paris)の開幕を控え記者会見に臨むティム・モンゴメリー。(2003年月19日撮影)(c)AFP/JOEL SAGET
【11月25日 AFP】陸上男子100メートルの元世界記録保持者のティム・モンゴメリー(Tim Montgomery)受刑者が、米ケーブルテレビ局HBOのインタビューに対し、2000年のシドニー五輪の前に禁止薬物を使用していたことを認め、自身がリレーの金メダリストに値しないとの見解を示した。
獄中で行われた同局の番組内のインタビューでモンゴメリー受刑者は、シドニー五輪の前にヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)とテストステロン(Testosterone)を摂取したことを明かした。薬物摂取を認めたことにより、モンゴメリー受刑者から同五輪の4×100メートルリレーで獲得した金メダルが剥奪される可能性がある。
モンゴメリー受刑者は「2000年のオーストラリアでの五輪を前にルールを破った。テストステロンを使い、(ヒト)成長ホルモンを月4回使用した。自分自身の力で獲得した金メダルではない。誰かの偉業を奪うために言うわけではない。自分自身のものだけだ。しかし、それ(メダル剥奪)が起こることになったら、私はリレーチームの皆に謝らなければならない」と語っている。
この告白によって、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)から、当時の米国代表リレーチームのモーリス・ グリーン(Maurice Greene)氏、ジョン・ドラモンド(Jon Drummond)氏、バーナード・ウィリアムス(Bernard Williams)氏、ブライアン・ルイス(Brian Lewis)氏、Kenny Brokenburr氏も金メダルが剥奪される可能性がある。
モンゴメリー受刑者は、5月に小切手詐欺などで実刑判決を受け、その後ヘロイン売買の罪でも5年の禁固刑を言い渡されている。(c)AFP
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