
【7月10日 AFP】禁止薬物使用で出場停止処分を受けていた英国の短距離選手ドウェイン・チェンバース(Dwain Chambers)が、8月の北京五輪出場に向けて英国五輪協会(British Olympic Association、BOA)を相手取り起こした訴訟が16日に結審する。
チェンバースは、テトラハイドロゲストリノン(Tetrahydrogestrinone、THG)の陽性反応が検出されたため2年間の出場停止処分を受け、五輪への出場の一切をBOAから禁止されている。
高等法院は2009年3月まで本格的な審理は行わないとしたものの、チェンバースの弁護団からの差し止め要求の審理を翌週に行うとしている。この訴えが認められれば、チェンバースが11日から開催されるバーミンガム(Birmingham)での陸上英国五輪代表選考会の男子100メートルで1位、あるいは2位になった場合、英国代表として北京五輪に出場できることとなる。チェンバースは「自分自身は出場できる力があるという自信を持っている。後は法院の決定次第であり、その決定に従うまでだ」と語っている。
スポーツ専門の弁護士であるジョナサン・クリスタル(Jonathan Crystal)氏は、BOAの内規がクライアント(チェンバース)の生計を不当に制限する不公平なものであると判事の説得を試みることとなる。クリスタル氏は法廷で判事に対し「週末に行われる選考会が重要な要素となるでしょう」と発言すると、判事は「彼は選考会で大成功するでしょう。そうでなければこの件は非現実的なものになってしまう」と言葉を返している。(c)AFP
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