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イタリアのRai TVでのインタビューを前に、競技用の義足を手に写真撮影に応じるオスカー・ピストリウス(2008年1月29日撮影)。(c)AFP/TIZIANA FABI

【4月2日 AFP】北京五輪への出場禁止の決定に不服を申し立て、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)に提訴していた、「ブレードランナー」として知られる南アフリカのオスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)の聴聞会が現地29日と30日に行われることが明らかになった。
幼少期に両脚の膝下を切断したピストリウスは、炭素繊維で作られた義足を着用して競技を行っており、パラリンピックと同様に通常の五輪でも400メートル走での出場を希望している。
しかし国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations、IAAF)は、2007年11月にドイツのケルン(Cologne)で行われた科学テストで、同選手が一般選手と同じ速度で走った際のエネルギー消費量が他選手より約25%少ないことが判明したため、平等性を欠くという理由から、同選手の五輪への出場を認めない決定を下した。
スポーツ仲裁裁判所のマシュー・リーブ(Matthieu Reeb)事務総長は「結論はできるだけ迅速に出すつもりでいます。おそらく聴聞会が終わって数日以内には結論を出せるでしょう」と話した。
しかし仮にピストリウスが裁判に勝利し五輪出場が認められたとしても、400メートルで46秒46の自己ベストを持つピストリウスは、400メートルの五輪参加標準記録Bの45秒95を上回る必要があり、またもし同じ南アフリカの選手が持つ45秒95を上回った場合は五輪参加標準記録Aの45秒55を上回る記録を出す必要がある。(c)AFP
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