【11月6日 AFP】女子マラソン、日本の土佐礼子(Reiko Tosa)は6日、現地4日に行われたニューヨーク・シティマラソン2007(New York City Marathon 2007)で第1子出産後初めてマラソンに出場し優勝を果たした英国のポーラ・ラドクリフ(Paula Radcliffe、33歳)を見習い、出産後もレースに復帰したいと明かした。

 3年の結婚生活で子供を待たず、監督から2008年の北京五輪までは子作りを禁止されている31歳の土佐は、「無事に優勝できるなんて素晴らしいと思わない?私も出産後はレースに復帰したい。そんな日が来れば素敵」と話した。

 また、土佐の出産後のレース復帰を支持する鈴木秀夫(Hideo Suzuki)監督は、「土佐は出産後もやってくれるだろう。大きな大会で見せてくれると思う」と語った。

 2001年の第8回世界陸上エドモントン大会(8th IAAF World Championships in Athletics Edmonton)で銀メダルを獲得した土佐は、2007年9月に行われた第11回世界陸上大阪大会(11th IAAF World Championships in Athletics Osaka)で銅メダルを獲得し、北京五輪の日本代表に内定している。(c)AFP