【9月5日 AFP】2日に閉幕した第11回世界陸上大阪大会(11th IAAF World Championships in Athletics Osaka)の男子400メートルハードルに出場したフランスのナマン・ケイタ(Naman Keita)からドーピング検査でテストステロンの陽性反応が検出されたことが4日に明らかになった。フランス陸上競技連盟(Federation Francaise d’Athletisme:FFA)は、ケイタのBサンプルの検査が終わるまでコメントはしない意向を示している。

 世界陸上の閉幕に際して行われた記者会見で国際陸上競技連盟(International Association of Athletics Federations:IAAF)のラミーネ・ディアック(Lamine Diack)会長は、ドーピング検査で「異常な結果」があったと公表していた。

 ケイタは2004年アテネ五輪で同種目の銅メダルを獲得していたが、今大会では準決勝敗退に終わっている。(c)AFP