【9月3日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の香川真司(Shinji Kagawa)は、今シーズンのリーグ戦でいまだに出場機会がないものの、チーム内でのポジション争いを誓った。

 グアテマラ、ガーナとの国際親善試合を控えて2日に帰国した日本代表の香川は、デビッド・モイーズ(David Moyes)新監督の下、クラブでは少ない出場機会に苦しんでいる。

 所属していたドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)や、スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が獲得に興味を示していると伝えられる香川だが、マンチェスター・ユナイテッドにとどまるのかとの質問に、「そうですね」と答えた。

 3日に報じられたところによると、香川は「厳しい状況が続いてますけど、頑張っていくしかない」とコメントした。

 マンチェスター・ユナイテッドが、エバートン(Everton)からベルギー代表のMFマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)を獲得したことで、今季リーグ戦全3試合で出場のない香川は、さらに厳しいポジション争いに直面することになる。

 ドルトムントのサポーターは、「#freeshinji」というハッシュタグを使って、ツイッター(Twitter)上でクラブに香川と再契約するよう呼びかけている。

 日本代表は、6日に大阪・長居スタジアム(Nagai Stadium)でグアテマラ代表と、10日に横浜国際総合競技場(Yokohama International Stadium)でガーナ代表と対戦する。(c)AFP