【7月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は26日、埼玉スタジアム 2002(Saitama Stadium 2002)でJリーグ1部(J1)の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)と親善試合を行い、アーセナルが2-1で浦和レッズに勝利した。

 アーセナルは途中出場した17歳のチューバ・アクポム(Chuba Akpom)が決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。

 前半は無得点に封じ込まれたアーセナルは、後半開始4分にルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)の先制点で試合の均衡を破ったものの、その10分後に浦和レッズは阿部勇樹(Yuki Abe)のゴールで同点に追いついていた。

 そして1-1の同点で迎えた後半37分、アジア遠征の全勝が止められるかのように見えたアーセナルは、アクポムが浦和のDF陣の致命的なミスを逃さず、決勝点を奪った。

 アクポムが終盤に挙げたゴールでアーセナルは、ジャカルタでインドネシア・ドリームチーム(Indonesia Dream Team)、ハノイでベトナム代表、かつてベンゲル監督が指揮を執っていた名古屋グランパス(Nagoya Grampus)と対戦した今夏のアジア遠征を勝利で締めくくった。(c)AFP/Hidenori FUKUO