【7月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)が22日、記者会見に応じ、23日に開催されるJリーグ1部(J1)の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)との親善試合では全力を尽くすと語った。

 同選手がユナイテッドに移籍して以降、日本でプレーするのは初めて。

 香川は、「マンチェスター・ユナイテッドという優れたチームの一員として日本で試合ができて本当に嬉しい。たくさんのサポーターが来てくれることを期待している。素晴らしい試合を見せたい」と話す。

 また、今季から新しく指揮官となったデビッド・モイーズ(David Moyes)監督にいい印象を残したいとも考えているという。

「お互いをよく知る必要がある。しっかりとコミュニケーションを取っていきたい。選手として、どんな試合でも大事だと思っている。監督にアピールできるよう精一杯、頑張っていきたい」

 ユナイテッドはマリノスと対戦した後、26日にはセレッソ大阪(Cerezo Osaka)との試合に臨む。現在プレシーズンのアジア遠征を行っているユナイテッドは、、タイ・バンコク(Bangkok)でのツアー初戦、シンハー・オールスターズ(Singha All Stars)との親善試合で0-1で敗れている。

 モイーズ監督は、前任のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏から話を聞いて、香川のことは少し知っているという。

「サー・アレックスは真司を絶賛し、とてもいい選手だと言っていた。真司とは今日初めて会ったばかりで、これからお互いをよく知ろうとしているところだ。私は日本語を覚えようとしているし、彼も私のスコットランドアクセントを理解しようとしている」とモイーズ監督は冗談を加えながら語った。

「昨季は彼にとってプレミアリーグでの初のシーズンだった。まだ若い選手だし、彼のさらなる成長を願っている」

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