【7月18日 AFP】(一部訂正)イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は17日、アジア遠征中のベトナム・ハノイ(Hanoi)でベトナム代表と親善試合を行い、アーセナルが7-1で大勝した。

 アーセナルはミーディン・スタジアム(My Dinh stadium)に駆けつけた約4万人の観衆の目の前でベトナム代表を一蹴した。

 アーセナルに所属するフランス代表FWのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)は、試合開始5分で先制点を挙げると、ハーフタイム直前にも立て続けに2得点を奪い、前半だけでハットトリックを達成した。

 2012年6月にフランス・リーグ1のモンペリエ(Montpellier HSC)から加入したジル―は、14日にインドネシアのジャカルタ(Jakarta)で行われたインドネシア・ドリームチーム(Indonesia Dream Team)との試合でも2得点を挙げており、今回のアジア遠征で2試合5得点を記録している。

 迎えた後半、勢いが止まらないアーセナルは、試合再開から1分後にアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)がチーム4得点目を記録した。

 後半11分にはチューバ・アクポム(Chuba Akpom)がゴールを決めると、同15分にもオックスレイド・チェンバレンのパスからアクポムが追加点を奪い、後半30分にはイグナシ・ミケル(Ingasi Miquel)がチーム7得点目を挙げた。

 ベトナムは後半33分に1点を返して観衆を喜ばせたものの、試合終了間際にはGKがペナルティーエリア外でのハンドにより退場処分となり、最後はDFがゴールマウスを守った。

 アジア遠征中のアーセナルは日本へ向かい、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督がかつて指揮を執った名古屋グランパス(Nagoya Grampus)と対戦する予定となっている。(c)AFP