【3月28日 AFP】イングランド、FAカップ2011-12(FA Cup 2011-12)は27日、準々決勝の再試合が2試合行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とエバートン(Everton)が準決勝に進出した。

 この結果、4月14日と15日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる準決勝のカードは、リバプール(Liverpool FC)対エバートン、チェルシー(Chelsea)対トッテナムとなり、マージーサイド勢とロンドン勢が決勝で対戦することが確定した。

 ボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)のファブリス・ムアンバ(Fabrice Muamba)が17日の試合中に倒れたため中止となったトッテナムとボルトンの一戦は、トッテナムが3-1で制し、準決勝へ駒を進めた。

 後半37分にライアン・ネルセン(Ryan Nelsen)のゴールで先制したトッテナムは、同39分にギャレス・ベイル(Gareth Bale)が追加点を挙げると、ボルトンのケヴィン・デイヴィーズ(Kevin Davies)に1点を返されて迎えた試合終了間際にはルイ・サハ(Louis Saha)の得点で突き放した。

 一方、エバートンは敵地スタジアム・オブ・ライト(Stadium of Light)でサンダーランド(Sunderland AFC)に2-0で勝利した。

 エバートンは前半24分にニキツァ・イェラビッチ(Nikica Jelavic)の得点で先制すると、後半12分にはサンダーランドのデービッド・ボーガン(David Vaughan)のオウンゴールでリードを広げた。(c)AFP/Julian Guyer