【2月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は22日、確執が取りざたされたカルロス・テベス(Carlos Tevez)の謝罪を受け入れたことを明らかにした。

 2011年9月に行われた欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)、グループリーグ第2節のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦でウォームアップを拒否したとされているテベスは21日、自身の一連の行動について謝罪していた。

 マンチーニ監督は「テベスは謝罪した。何の問題もない。23日の練習前に彼と会う。テベスが調子を取り戻すには2、3週間かかるとみているが、これを乗り切れば他の選手と同様にプレーすることができるはずだ」と話し、3月中旬から同選手を起用できることに期待感を示した。

 またマンチーニ監督は、「チームは素晴らしいパフォーマンスを披露し、現在リーグ首位に立っている。テベスは最高のストライカーだから、約2か月ほどでチームに貢献してくれると思う」と語った。 

 マンチェスター・シティは22日、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)で行われたサッカーヨーロッパリーグ2011-12(UEFA Europa League 2011-12)決勝トーナメント1回戦第2戦で、FCポルト(FC Porto)に4-0で快勝し、2試合合計スコア6-1で大会16強入りした。

 この試合でシティは、試合開始19秒でセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が先制ゴールを決めると、その後はエディン・ジェコ(Edin Dzeko)、ダビド・シルバ(David Silva)、ダビド・ピサロ(David Pizarro)が立て続けに追加点を奪い、前回王者のFCポルトを退けている。

 シーズン序盤から4人のストライカーを前線に配置したいと語っていたマンチーニ監督は、「テベスがヨーロッパリーグでプレーすることはできないが、プレミアリーグならできる。良い結果につながるだろう」と語った。(c)AFP