【1月24日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は23日、暴力行為によりマンチェスター・シティ(Manchester City)のマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)に対して処分を科すと発表した。

 バロテッリは22日に行われた11-12イングランド・プレミアリーグ第22節のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)戦で、スコット・パーカー(Scott Parker)の頭を故意に踏みつけたように見える映像により、FAから処分を受けた。バロテッリには、4試合の出場停止処分が課される可能性もある。

 この試合の主審を務めたハワード・ウェブ(Howard Webb)氏は、この出来事後のプレーを続行して処分を科さず、バロッテリはその後チームを勝利に導くペナルティーキック(PK)を試合終了間際に決めた。試合後にウェブ氏はFAに対し、出来事を見ていればバロテッリを退場処分にしていたとコメントしている。

 バロテッリ側は、グリニッジ標準時(GMT)25日18時までの返答を求められている。

 処分を受け入れれば、バロテッリはすぐさま出場停止となり、25日に行われるカーリング杯2011-12(Carling Cup 2011-12)準決勝第2戦のリバプール(Liverpool FC)戦に出場できなくなる。

 一方、不服を申し立てた場合にはバロテッリは同試合に出場可能となり、予定されている聴取の中で自身の言い分を主張することが可能となる。(c)AFP

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